この絵本の内容紹介
中国の心あたたまる絵本を『食堂かたつむり』『ツバキ文具店』の小川糸が翻訳。
「だいじょうぶ。あなたのことを、わすれたりするもんですか」
いまはもう、いろいろなことを忘れてしまったやさしいおばあちゃん。
けれども、わたしは、おばあちゃんとトウモロコシをとりに行った、あの日をわすれない。
祖母を思う少女の気持ち、孫を思う祖母の気持ち。国をこえて、人間はみな同じです。
大好きだった祖母との思い出をファンタジックに描いたこの作品で、イラストレーターの早秋丸さんは新人賞をとり、絵本作家デビューしました。
祖母を思う気持ちをこめたこの作品に、中国でも人気の作家・小川糸さんが美しい日本語訳をつけてお届けします。
*中国接力出版社と講談社の交流30周年記念企画