文:マーガレット・ワイズ・ブラウン
1910年、ニューヨークに生まれる。児童書の編集者をへて、20代後半から創作をはじめる。多くのすぐれた画家と組み、42年の短い生涯の間に100冊以上の作品を発表した。幼い子どもの感性に訴える文書に定評があり、『ぼくにげちゃうよ』『おやすみなさいのほん』、『おやすみなさいおつきさま』『いぬ おことわり!』など多くの作品が日本でも愛読されている。ゴールデン・マクドナルドの筆名で出した『ちいさな島』により、1947年コルデコット賞を受賞。
作品一覧を見る絵:レミー・シャーリップ
1929年ニューヨーク生まれ。ペンキ職人の父と詩人の母を持つ。クーパー・ユニオン大学で美術を専攻し、ジュリアード音楽院でも学ぶ。俳優、ダンサー、プロデューサー、作家、デザイナー、映画制作者など様々な分野で活躍している。作品に『よかったね ネッドくん』など。
作品一覧を見る訳:与田 凖一(よだ じゅんいち)
1905年に福岡県に生まれる。雑誌「赤い鳥」などの編集に携わり、戦後作家生活に入る。「与田準一全集」<全六巻>(大日本図書)でサンケイ児童出版文化大賞、少年少女詩曲集「野ゆき山ゆき」(大日本図書)で野間児童文芸賞を受賞。童謡、詩、童話、絵本など数多くの作があり、近年の著作には「ばらのいえのリカおばさん」(フレーベル館)、「おひさまがいっぱい」(童心社)がある。日本児童文学協会、日本文芸家協会に所属。
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