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小さい魚が集まって大きな魚に立ち向かうお話は、多くの人の遠い記憶にあるのではないでしょうか?それは「スイミー」という絵本のお話で、作者はレオ・レオニという世界的なアーティスト。レオ・レオニは子供のための絵本を沢山生み出しました。現代美術アーティストとしても有名なレオ・レオニの世界をご紹介いたします。
レオ・レオニは1910年オランダに生まれました。イタリアで暮らした後、米国に亡命し、イラストレーター、グラフィックデザイナーとして成功を収めます。その後再びイタリアへ帰国し1999年イタリアのトスカーナで亡くなりました。「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」3作品でカルデコット賞を受賞。その他にも米国、ドイツなどで多くの賞を受賞しています。
教科書にも登場
日本では、「スイミー」「フレデリック」「アレクサンダとぜんまいねずみ」などが、1977年から小学校2年生の多くの国語の教科書に掲載され、広く親しまれています。
たくさんの絵本
NYで第一線のグラフィックデザイナーとして活躍していた49歳の時、一緒に電車で移動していた孫のために作られたのが「あおくんときいろちゃん」。これがレオニの最初の絵本となりました。その後も「フレデリック」を始め数々の絵本を発表し、日本でもその多くが翻訳出版され多くの人に親しまれています。
掲載数:30冊