効果抜群!簡単に実践できる絵本の効果的な読み聞かせのコツ

絵本の効果的な読み聞かせのコツ

子ども達は絵本の読み聞かせが大好きですよね!毎日、絵本の読み聞かせをせがまれることもあると思います。
その反面、読み聞かせのコツがわからずに悩んでいるお母さんやお父さんも多いのではないでしょうか。
また、絵本に興味はあるけれど、読み聞かせの方法もわからないし、そもそも何のためにするのか、絵本を読み聞かせる意味や効果がわからない、という方も多くいるでしょう。
そんなみなさんに絵本の読み聞かせのコツや効果をお伝えしたいと思います!

絵本の読み聞かせは子どもにとっていい影響を与えると言いますが、実はお母さんやお父さんにとってもいい影響があります。では、いい影響とはなんなのでしょう?順番にご紹介していきます。

親子のコミュニケーションが深まり家族愛が育まれる

絵本の読み聞かせを教育のためにするという方やママ友がみんなしているから自分も何となくしているという方もいると思いますが、絵本の読み聞かせの最大の効果はお子さんと同じ目線でひとつの世界観を共有できるということです。

絵本の読み聞かせでは、親子で同じ場所、同じ時間、そしてひとつの物語を共有することになります。

喜びや悲しみ、様々な感情を分かち合いながら、どんなことに興味があって、どんなことを感じているのか、お子さんの気持ちを汲み取りながら絵本の読み聞かせをしてみてください。
そして、親子でひとつの世界観を共有しながら、お子さんの一番の良き理解者になってあげてください。

想像力・知的好奇心が育まれる

これからの時代は暗記力よりも知識の活用力が重要だと言われています。

たくさんのことを覚えることもすごいことではありますが、多くの情報はインターネットで気軽に得ることができるようになりました。
そういった意味では、情報をどう捉え、その情報を活用してどのような新しいアイデアを生み出すか、といったことが求められるようになってきています。

新しいアイデアを生み出すうえで想像力や知的好奇心は必ず必要なスキルです。
ただ、大人になるにつれて多くの常識を身に付ける反面、想像力や知的好奇心は育みにくい環境へとシフトしていきます。

想像力や知的好奇心を育みやすい子ども時代に絵本の読み聞かせをたくさんしてあげましょう。

絵本の読み聞かせを聞きながら、物語の先を考えてワクワクしたりドキドキしたり。登場するキャラクターが喜んでいるのか悲しんでいるのか、はたまた怒っているのか、いろんな気持ちを想像してみたり。絵本の読み聞かせが終わったあとも物語の続きを考えたり、あのときああだったら・・・と空想したり。絵本の読み聞かせをとおして想像力や知的好奇心はどんどん育まれていきます。

また、たくさんの言葉にふれることで語彙力も自然と身につきます。

語彙が増えると表現力も豊かになり、想像したことや興味のあることを上手に表現できるようになります。

集中力が育まれる

絵本の読み聞かせをはじめたばかりのころや絵本の読み聞かせに慣れていないお子さんの場合、読み聞かせをしても飽きて途中でどこかに行ってしまうなんてことは日常茶飯事だと思います。

「うちの子は集中力がないのかな?絵本に興味はないのかな?」と絵本の読み聞かせを諦めてしまうお母さんお父さんも多いことでしょう。

ただ、そこで諦めてしまうのはもったいないことなのです。

絵本に集中できないお子さんでも、今日がだめなら明日、明日だめでも明後日、と根気強く繰り返すうちにだんだん絵本に興味を持つようになり、自然と集中できるようになります。

クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々

「クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々」という本をご存知でしょうか?

この本は、ニュージーランドで複雑な障害をもって生まれたクシュラという女の子の絵本をとおした奇跡のノンフィクション成長物語です。

クシュラは、染色体異常でさまざまな障害があり、複数の医師から精神的にも身体的にも遅れていると言われていました。

呼吸のトラブルで昼も夜も眠れずにむずかるクシュラとの長い時間を埋めるため、生後4ヶ月から母親が絵本の読み聞かせをはじめたところ、クシュラは強い関心を示しました。

それ以来、絵本の読み聞かせは毎日の日課となり、時には1日に14冊もの絵本を読み聞かせ、時には1冊の本を何百回と読み聞かせることもありました。

そして、絵本により多くの言葉や世界観にふれ、5歳になるころには平均よりも高い知能を持つようになりました。

クシュラのように染色体異常を持って生まれた子どもは長く生きられないことがほとんどだと言われていますが、クシュラは大人になると母親の提案で親元を離れ、自立した生活を送るまでになりました。

「クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々」は、絵本の読み聞かせをとおして深まる親子の絆とクシュラの成長を記した素敵な本です。
絵本の読み聞かせをこれからはじめようという方は特に読まれてみてください。

「絵本の読み聞かせにコツはあるの?」と疑問や悩みを持っているお母さんお父さんも多いでしょう。

結果から言うと絵本の読み聞かせにコツはあります。例えば、お子さんの成長に合わせた絵本の読み聞かせ方法だったり、読み聞かせの姿勢だったり、とちょっとしたことに気を配るだけで実践できるテクニックをご紹介します。

あかちゃん(0〜1歳)の特徴と読み聞かせのコツ

「絵本の読み聞かせはいつから始めたらいいのだろうか?」
そんな悩みを抱えるお母さんお父さんは多くいます。

絵本の読み聞かせに早いはありません。あかちゃんはもちろん、胎教としてお腹のなかのあかちゃんに読み聞かせをすることもあります。

あかちゃん向けの絵本は、話が単純で繰り返しの多い色味がはっきりしたものを選びましょう。

あかちゃんは、話の内容を理解できるわけではありませんが、読み聞かせでお母さんやお父さんの声を聞かせて安心させることに意味があります。
「これは何かな?」「きれいだね」「大きいね」などシンプルな言葉で問いかけてみてください。もちろん、答えや感想をあかちゃんに求める必要はありません。
絵本の物語に注意を引くことを目的にいろんな問いかけをしてみてください。

また、あかちゃんは視力が発達途中なので、はっきりした色合いの絵本が好ましいでしょう。いろんな色に出会うこともあかちゃんにとっては新しい発見になります。

絵本はゆっくり読んではダメ!?絵本のフラッシュ読み

あかちゃんに絵本を読み聞かせるとき、言葉もわからないのでゆっくりゆっくり読み聞かせますよね。

実はこれ必ずしも良いこととは限らないのです。

あかちゃんは直感をつかさどる右脳は発達していますが、論理をつかさどる左脳は発達していません。
そのため、ゆっくりゆっくり読んであげても言葉を理解しているわけではないので、いつまでも同じ絵を見せられても飽きてしまうといったことになってしまうのです。

あかちゃんに読み聞かせる場合は、フラッシュ読みという方法が有効です。
フラッシュ読みとは、絵本をゆっくりゆっくり読むのではなく、1ページを1〜2秒でめくっていく読み方です。

1ページを1〜2秒だとほとんど文字は読めないですよね。
フラッシュ読みの場合はそれでいいのです。読み聞かせなのに文字をしっかり読まないことに違和感を感じるお母さんお父さんもおられるでしょうが、お母さんお父さんの声を聞かせながらも基本は絵を見せることに重点をおいて読み聞かせしてあげてください。

幼児(2~3歳)の特徴と読み聞かせのコツ

2歳くらいになると語彙爆発といういろんな言葉を覚えていろんな言葉を話す時期に入ります。

急激に言語能力が発達する時期になりますので、日頃のお父さんお母さんの使う言葉には注意が必要です。
家庭での会話を素直に吸収するので保育園の先生たちもびっくりするようなことを話し始めたりするとお母さんお父さんは顔が赤くなるような恥ずかしい想いをすることになったりするかもしれません。

そのくらいすごいスピードで新しい言葉を習得する時期ですので、ある程度ストーリー性の高い絵本を読み聞かせしてあげると興味津々で聞いてくれるでしょう。

この頃になると絵本の世界観にふれながら絵本を楽しむようになり、時には身振り手振りで、時には歌を歌ったり質問してきたりと絵本の読み聞かせに積極的に参加してくるようになります。

今までは子どもは静かに聞きながら、お母さんお父さんがいろんな投げかけをしながら読み聞かせをすることが多かったでしょうから、突然、積極的に絵本の読み聞かせに関わってくるので戸惑うこともあるかもしれません。

そういった変化は、物語の世界に入り込んで想像を働かせはじめるサインでもあります。感情豊かに育つきっかけや個性を育むきっかけになる時期ですのでお子さんと世界観を共有しながら温かく見守ってあげましょう。

幼児(4歳〜)の特徴と読み聞かせのコツ

時には身振り手振りで、時には歌を歌ったりしながら絵本の読み聞かせに参加する時期を過ぎると絵本の物語を紐解いて考えようとするようになります。

感覚的に感じ取っていた絵本の世界観を次は論理的に感じ取ろうとするようになります。

「どうして喜んだのか」「どうして悲しんだのか」
そういった「どうして」を心の中で考え始めるようになります。

この頃になると内容の深い絵本の物語も楽しめるようになり、お母さんお父さんの読み聞かせに対する役割というのが少なくなってきます。

2、3歳のころは積極的に絵本の読み聞かせに参加してきたのに今は黙々と絵本の世界に没頭しはじめ、もっと成長して絵本を一人でも楽しめるようになってくると読み聞かせの機会も少なくなってくるかもしれません。

それでも忘れてはいけないのが、絵本の読み聞かせの一番大きな意味は、お子さんと同じ目線でひとつの世界観を共有できるということです。

絵本の読み聞かせでは、親子で同じ場所、同じ時間、そしてひとつの物語を共有することになります。

喜びや悲しみ、様々な感情を分かち合いながら、どんなことに興味があって、どんなことを感じているのか、お子さんの気持ちを汲み取りながら絵本の読み聞かせをしてあげてください。

幼い頃の記憶は曖昧でも、感覚的にはずっと残っていくものです。
子育ては環境が大事だとよく言われるとおり、お子さんがこれから何十年と生きていくうえで幼い頃の家族の絆はこれからの人生を左右するとても大事なものです。

お膝に抱っこで読み聞かせ

絵本の読み聞かせで多いのが親子が対面で座る紙芝居のようなスタイルです。

ご家庭ではどのようなスタイルで絵本の読み聞かせをされていますか?

絵本の読み聞かせの最大の効果は、お子さんと同じ目線でひとつの世界観を共有できること。そういった意味で、お互いの体温が感じられる距離、膝の上に抱っこして絵本を読み聞かせすることをおすすめします。

絵本から受ける喜びや悲しみ、恐怖や驚きなどダイレクトに感情が伝わることで読み聞かせがさらに親子の絆を深めるきっかけになることでしょう。

繰り返しで同じ絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせをしているとすでに読んだことのある絵本を何度も何度も読み聞かせしてほしいとせがまれることがあります。

子どもの想像力や語彙力を育む意味では、まだ読み聞かせていないたくさんの絵本にもっとふれてほしいと思うこともあるでしょう。

しかし、一つ覚えておかなければいけないことは、子どもは同じことの繰り返しが好きな生き物ということです。

小さい頃は「いないいないばあ」を何回しても喜んだりします。
もう少し大きくなってもお笑い芸人の流行りの一発ギャグを飽きるまで繰り返したりしますよね。

絵本の読み聞かせの場合、一見同じ物語の繰り返しのように感じるものでも実は一度目よりも二度目と絵本への印象が強くなり、新しい発見があったりするものです。お子さんはそういった変化を楽しんでいるのです。

なので、同じ絵本の繰り返しでも想像力や語彙力を高めるきっかけはたくさん隠されているのです。

なにより、せっかくお子さんのために絵本を読み聞かせるのですからお子さんが一番楽しみたい絵本を読み聞かせしてあげるといいのではないでしょうか。

絵本に興味はあるけど絵本の選び方がわからないというお母さんお父さんもたくさんおられます。
書店に行けば何歳向けの絵本など分類分けされているのである程度は選択肢が絞られますが、それでもやっぱりたくさんある選択肢のなかからどれを選んでいいのかわからないということもありますよね。

大事なお子さんへのファーストブックやいつもはお母さんが選んでいるけど今回はお父さんが選ばなければいけないなんて時は特に悩むものです。

そもそも日頃の仕事や家事、育児が忙しくて書店でじっくり絵本を探す時間も体力もないという方も多いと思います。

絵本の選び方の基本は、お子さんの年齢にあった絵本を選ぶということです。
あとは、例えば今が春なら春らしいテーマでといったことや子どもは乗り物に興味があるので乗り物に関する絵本といった具合に年齢・季節・ジャンルという3つの指標で選んであげると選びやすいと思います。

年齢・季節・ジャンルという3つの指標で絞ったら、最後は表紙のデザインだったりという直感やレビューの評価を見比べながら選べばきっと素敵な絵本に出会えることと思います。

ピクトブックでは、いろんなおすすめ絵本のまとめ記事や年齢・季節・ジャンルという3つの指標で絞れる検索機能を備えていますのでお気軽に絵本選びを楽しんでみてください。

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