絵本

よあけ

夜中から薄明、そして朝へ……。穏やかで心地の良い夜中から喧騒が訪れる前の清々しい夜明けまでを切り取った、読む人を魅了する絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

山に囲まれた湖畔が暗く静まり返る夜明け前のこと。夜明け前は寒くて空気が湿っています。

湖の畔では、おじいさんと孫が毛布ですやすや眠っています。

月は岩を照らし、ときには木の葉を煌めかします。山は黒々と静かな様子です。

動くものがない夜明け前、そよ風が吹き、湖面にさざ波が立つと、いよいよ夜明けが近づいてきました。

夜明けが近づくにつれて少しずつ少しずついろんなものが動き始めます。

湖面には朝靄が立ち込み始め、コウモリが音もなく空を舞い、カエルが水に飛び込む音が聞こえてきます。

鳥の鳴き声が聞こえてきたころ、おじいさんは孫を起こします。水を汲んで火を焚いて、そうやって夜明けはだんだんと近づいてくるのです。

洗練された短い文章と柔らかく落ち着いた色調で描かれた絵本です。静まり返って全てが止まったかのような錯覚に陥る夜中からだんだんと生命の働きを感じる夜明けへと静かに静かに移ろいゆく様子が穏やかな高揚感をもたらしてくれることでしょう。

とても穏やかで心地の良い夜中から喧騒が訪れる前の清々しい夜明けまでを切り取った、読む人を魅了するお話。ふと立ち止まってじっくり読みたい一冊です。

出版社からの内容紹介

山に囲まれた湖の畔、暗く静かな夜明け前。おじいさんと孫が眠っています。沈みかけた丸い月は湖面にうつり、そよ風の立てるさざ波にゆらめきます。やがて水面にもやが立ち、カエルのとびこむ音、鳥が鳴きかわす声が聞こえるようになると、おじいさんは孫を起こします。
夜中から薄明、そして朝へ……。刻々と変わっていく夜明けのうつろいゆく風景を、やわらかな色調で描きだします。絵本をながめる人に静かな高揚感をもたらしてくれる1冊。

出版社「福音館書店」より
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