絵本

チロルくんのりんごの木

山間やまあいで育ったチロルくんの日々を通して、生まれ育った土地のかけがえのなさを描いた絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

スイスのチロル地方には、新しい家族が生まれるとリンゴの木を植える習慣があるそうです。そこで暮らす少年チロルの四季を、アニメ「スキマの国のポルタ」でおなじみの荒井良二さんがかわいらしい絵でつづります。

朝、山に「おはよう」とあいさつすることから始まる少年チロルの一日。この山合いで生まれ育ったチロルにとって、山に囲まれた家のまわりのすべてが一番輝いている場所です。

春になると人々は牛の世話をして、夏には山開き、秋にはりんごの実がなりはじめます。
りんごの木は、ときにはガールフレンドとの待ち合わせ場所にもなります。
それは、チロルが生まれたときに植えられたリンゴの木!チロルの成長をいつも見守っているのです。やがて一面の雪景色と変わり、山は冬になります。

冒頭の青い空と緑いっぱいの山の景色が、私たちをチロル地方の世界へといざなってくれます。山が大好きなチロルは自然に囲まれて、いつも明るく前向きに山の生活を楽しんでいます。ガールフレンドのヨーデルが想いを募らせる場面は、まだ恋を知らないお子さんでも心温まるのではないでしょうか。

チロルが何度もつぶやく「ここがせかいでいちばん」「ほこれるばしょ」という言葉は、チロルの幸せを私たちにも分けてくれるようですね。そして、今いる場所に感謝して生きることの大切さに気付かせてくれます。
ほのぼのとした山での暮らしに憧れる、チロルのいるような山に行きたくなる、そんな絵本です。

出版社からの内容紹介

誕生と成長、四季の風景、幼なじみとの恋、続く未来……。日々の営みやうつろいと、生まれ育った土地のかけがえのなさを荒井良二が描いた、“家族の木”・りんごの木にまつわる愛おしく感動に満ちた物語。NHKアニメ『チロルくんのりんごの木』(2016年3月放送)の原作絵本。

出版社「NHK出版」より
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