絵本

ちがうねん

大きな魚が寝てる隙に帽子を盗んだ小さな魚。最後の展開が気になるちょっぴりホラーなお話。長谷川義史さんの大阪弁の翻訳も魅力的な絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

「このぼうし ぼくのと ちがうねん。 とってきてん。」

大きな魚が寝ている隙に帽子を盗んだと言う小さな魚。
大きな魚はまだきっと寝ているだろうと安心した様子。まあ起きたとしても帽子のことなんか気づかないだろうと高を括った様子です。

悪びれた様子もない小さな魚は海藻のジャングルに身を隠すことにしました。ところが、ジャングルに隠れる途中、カニに見られてしまいます。
それでも、小さな魚は、カニは秘密にしていてくれるだろうと安心しきった様子です。

大きな魚が目を覚ますと帽子がないことにすぐに気づき、さっそく探しに出かけます。そして、カニに遭遇するとあっさり小さな魚の向かった先を教えてしまいます。

そんなことともつゆ知らず小さな魚はすっかり開き直った様子です。
「とったら あかん わかってる。 ぼくのと ちがう わかってる。 でもええやん。 おっきなさかなには ちっさすぎる。 ぼくに ぴったりやん このぼうし。」

小さな魚の開き直り方はいかにも泥棒のしそうな考え方ですね。でも、自分のまわりにもこんな考え方の人がいそうなところがリアルなお話。
人間の醜いところを描いたような関西弁でユーモアたっぷりな作品です。

小さな魚は無事に海藻のジャングルに忍び込みますが、そのあとを追って大きな魚もジャングルに入っていきます。小さな魚はどうなってしまうのでしょう。
想像するとホラーな最後が待っています。どうなったのかは読んでみてのお楽しみ。

出版社からの内容紹介

大きなさかなが寝てるすきに、「ぼうし」をぬすんだ小さなさかな。
大きなさかなは気づきっこないと、海の中を逃げていきますが……。

どこいったん』に続く、長谷川義史さんの翻訳絵本2冊目!
今回の舞台は、しんと静かな海の中。「ぼうし」をめぐるミステリー!?
ページをめくるたびに、どきどきが止まりません。

出版社「クレヨンハウス」より
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