絵本

さよなら ようちえん

個性の大切さを教えてくれるお話。ななこちゃんのクラスメートを紹介しながら、日常そして様々な行事を通して卒園までの日々を描いた絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

ななこちゃんは、こばと幼稚園のたんぽぽ組に通う女の子。
たんぽぽ組は、年長組なので一番大きな子が通うクラスです。

幼稚園で過ごす時間でななこちゃんが一番待ち遠しいのは、お弁当の時間。今日のお弁当は何だろうかと胸が躍ります。
そして、お弁当の時間になると、ななこちゃんは大喜び。大好きな唐揚げがお弁当に入っていたのです。
お弁当がそばにあるとお母さんが一緒にいるような気がして、ななこちゃんは幼稚園にいても寂しくありません。

暖かい日が続くと、みんなは泥団子作りに夢中です。丸めた泥団子を下駄箱の上に置いて乾かすのですが、せっかく作った泥団子がパックリ割れていました。
がっかりするななこちゃんを手助けするのは、泥団子作りの名人ゆうき君。良い土があるとっておきの場所を教えてくれるのでした。

暑い夏になると、プール遊びが始まります。ななこちゃんはプールが大好きなのですが、みゆきちゃんはプールが苦手でなかなか水に入ることができません。
そこで、ななこちゃんはみゆきちゃんに手を差し伸べます。最初は不安で一杯のみゆきちゃんですが、ななこちゃんのおかげで笑みが溢れるのでした。

七夕の日は、夜に幼稚園でお祭りです。浴衣を着たななこちゃんは、お母さんと一緒に出かけます。
みんなの人気者きすけ君が、みんなの輪の中心に立って「ぺんぎんおんど」を楽しく踊れば、みんなも自然と楽しくなるので不思議です。きすけ君はおしゃべりは上手ではありませんが、その楽しそうな姿がみんなを惹きつけるのです。

幼稚園では、みんなで楽しくお花や野菜を育てたり、お芋掘りで喧嘩になることもあります。砂場で大きな砂山を作って遊んだり、雪が降ると雪だるまを作ったり雪合戦をしたりして遊ぶこともありました。

植木鉢の下から見つけたダンゴムシのオスメスを見分けるのが得意なこのみちゃん。
喧嘩もたくさんするけど仲良しな双子の兄弟、かずや君とかずま君。
砂山作りで大活躍するのは、力持ちのみえこちゃん。
雪の形が一つ一つ違うという素敵な発見をするひろき君。

物知りな子、やんちゃな子、引っ越してきたばかりの子、幼稚園には様々なお友達がたくさんいるのです。
そして、一人一人が個性を発揮したり、一人一人の個性を認め合ったりしながら、幼稚園での時間が穏やかに楽しく流れます。

春から夏へ、秋から冬へと季節が移ろうと、いよいよ幼稚園での最後の行事が行われます。その行事とは、卒園式です。
この絵本のお話は、「そつえん おめでとう。」のメッセージで締めくくられます。


幼稚園での生活が時系列で描かれており、我が子と重ね合わせると思わずぐっとくるものがあるのではないでしょうか。

お友達や先生との思い出を振り返ったり、我が子の成長をしみじみと感じたり、そんな機会を与えてくれる心温まる素敵な絵本です。

出版社からの内容紹介

卒園を迎える幼稚園の子どもたちを、ひとりひとりの個性を大切に、だれもが主役になれるんだよ、というメッセージをこめて描きます。卒園の記念に贈りたい絵本です。

出版社「講談社」より
この絵本の感想・レビューを書く

レビューを書くにはログインまたは新規ユーザー登録(無料)をお願いします。

SNSアカウントでログインする場合は新規ユーザー登録不要です。
利用規約を確認する。