絵本

さかなはさかな

かえるの まねした さかなの はなし

陸の世界は素晴らしい? 水の世界は平凡なの?

この絵本の内容紹介あらすじ

ある森の池に一匹のオタマジャクシと一匹の魚が楽しそうに暮らしています。
ある夜のこと、オタマジャクシは二本の足が生えていることに気づきます。そして、「かえるは かえる さかなは さかな そういうことさ!」と言って自慢げな様子です。

月日が流れるとオタマジャクシはカエルになって、水の中から陸に上がり、どこかへ行ってしまいます。そして、いつまでたっても帰ってこないカエルのことが魚は気になってしょうがありませんでした。

そんなある日、カエルが嬉しそうに森の池に帰ってきます。カエルはいろんなところを巡ってはいろんなものを見てきたと言うのです。カエルが見てきた世界に魚は興味津々です。

カエルは、鳥や牛、人間のことを楽しそうに話すので、魚は想像が広がって眠れません。そして、魚はカエルの見た世界が羨ましくてたまらなくなりました。

とうとう魚は陸に上がろうと勢いよく飛び跳ねます。でも、陸に上がった魚は息も動くこともできずに弱っていきます。
運よく近くにいたカエルが魚を助けて一命を取り留めるのですが、水に戻った魚は自分の過ごす水の中の環境もとても輝いていて素晴らしいことに気づくのでした。

自分の知らない世界はとても輝いて見える反面、自分の今見ている環境の素晴らしさに気づかないことってありますよね。私たちは逆に魚の住む水の世界が輝いて見えることもありますよね。でも、自分のまわりにも素敵なことはたくさんあるんです。
この絵本は、そんな身近にある素晴らしいことを見つめ直すきっかけを与えてくれることでしょう。

3歳4歳5歳好学社レオ=レオニ谷川 俊太郎

出版社からの内容紹介

友達のかえるから外の世界の話を聞いた魚は、あれこれ想像して鳥や牛、人間の姿を思い浮かべます。どうしても外へ行きたくなって…

出版社「好学社」より
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