絵本

オニのサラリーマン

鬼の世界もとっても大変!鬼のサラリーマンはスーツをビシッと決めて、満員バスで出勤です!

この絵本の内容紹介あらすじ

「わたしオニでんねん、すんまへん」から始まる全編関西弁のこの絵本。なんと地獄に勤めているという赤鬼が主人公なのです。こわーい鬼も、普通の人間の家庭と同じような生活をしているなんて、なんとも親近感のある設定ですよね。

朝はビシッとスーツを着て、金棒をかつぎ、バス停で同僚に挨拶。満員の地獄行きのバスにゆられ…「じごくのせいもんまえ」バス停に到着!

もちろん上司はエンマ大王。上司からの命令で今日は「血の池地獄」の見張り担当に。この地獄がまた、一見怖そうに見えてなんだかゆるーいのです。ばしゃばしゃとクロールで泳いでいたり、ゴムボートでのんびりしたり、飛び込みをしたりしている亡者達。見張りの鬼はまるでプールの監視員のように、「おいおい、きしにあがったらあかんがな」「とびこみきんしって、いうてるやろー!」と声をかけるだけ。そのせいで、鬼はうとうと眠くなり…。

居眠りをしたせいでエンマ大王にボーナスカットを宣告され、とぼとぼと歩く姿はまるで人間そのもの。「ストレスで、ツノおれそうや」というセリフがとても面白いですね。鬼の世界もいろいろ大変なんだなぁなんて、つい同情したくなってしまいます。

そしてこの絵本にはもうひとつのお楽しみが。オニ達の住む世界には、いろいろな妖怪達も住んでいます。一反もめんや大入道、牛鬼、天狗など、子どもと一緒に探してみるのもおすすめです。

出版社からの内容紹介

赤鬼のオニガワラ・ケン、地獄カンパニーの平社員。一男一女あり。びしっとスーツで決め、愛妻弁当と金棒持って、満員バスで出勤です。社長みたいな閻魔大王の指示で、今日は血の池地獄の見張りにつくことになりました。釜ゆで地獄の火の番を言いつかった同僚からは「ええなぁ、らくちんやんか」と羨ましがられますが、亡者どもは決まりを守らず、てんやわんや。そして、ちょっと油断したすきに、大変なことが起きてしまいました!

出版社「福音館書店」より
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