この絵本の内容紹介
ボーンボーンボーン…時計が鳴ります。夜の9時になりました。
こんな時間に起きているのはだれだ?
真っ暗闇のなか、誰かがそう言いました。
夜9時になると、お外はもう真っ暗です。怖い動物がたくさん出てきます。
ふくろう、ミミズク、真っ黒な野良猫、いたずらネズミ。
みんな目をランランと輝かせながら、暗闇の中を歩きます。
そして動物だけでなく、こわーい泥棒も抜き足差し足で歩いています。
夜はいったい、誰の時間なのでしょうか。
目を輝かせた動物たちの時間?こわーいドロボウの時間?
いえいえ夜中に現れるのは、それだけではありません。
夜中はおばけの時間なのです!
暗闇の中、おばけがギョロギョロと目を光らせます。
あれ?あれ?あれれ?
まだ寝ていない子がいました!幽霊はニヤリと笑いながら言います。
夜中に遊ぶ子は、おばけにおなり。
夜中まで起きている子は、どうなってしまうのでしょうか?
子どもたちに、夜遅くまで起きているのは良くないと、上手に伝えてくれるお話しです。
夜中は真っ暗で危険がいっぱいです。なにが潜んでいるか分かりません。
その怖さを子どもたち分かりやすく伝えてくれます。
貼り絵で表現された不気味な雰囲気がとても怖い絵本ですが、ユニークなお話が子どもたちの心を長年掴んで放しません。
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