絵本

なっちゃんの なつ

なっちゃんの夏の一日を描いた絵本。その一日をとおして、「生」と「死」に出会います。

この絵本の内容紹介あらすじ

ともちゃんの家に遊びに行きますが、残念なことに誰もいません。そこで、なっちゃんは一人で河原に出掛けました。

なっちゃんは、クズのツルが好き。なぜなら、クスクス笑ってるみたいに足を触ってくるから。足で踏んでしまっても、クスクス笑いながら起き上がるからです。

ヒマワリの花は、目を丸くして、なっちゃんを見ています。アオサギは何かを探しながら、キョロキョロ歩いています。

河原では、セイタカアワダチソウがぐんぐん伸びて、オオアレチノギクやヒメムカシヨモギが揺れています。

なっちゃんは、田中さんの家の庭も好き。赤いサルビアを分けてもらって、蜜を吸うと甘いのです。

そうこうしていると、突然の大雨。雷や稲妻も轟き、ずぶ濡れです。家に帰り着く頃には、すっかり天気も回復しています。

家では、おばあちゃんが綺麗な花を花瓶に生けています。お盆なので今から墓参りに行くのです。

お墓では、線香を上げたり、掃除をしたり。それから、お供え物を川に流します。おばあちゃんは両手を合わせて祈り、なっちゃんはお供え物が流れていくのを見つめています。


この絵本は、なっちゃんが過ごす夏の一日を描きます。草花や虫達が随所に描かれ、夏ならではの生命力を感じます。また同時に、アオサギに食べられる魚、セミの死骸、墓参り、生きるものだけでなく死ぬものも描きます。

特に、お盆の季節に読みたい絵本です。

出版社からの内容紹介

真夏の一日、女の子が出会う無数の生命と死

なっちゃんがともちゃんの家を訪ねると、ともちゃんはいませんでした。そこで一人で河原にでかけてみると、今は夏の真っ盛り。草が生い茂り、花が咲き、虫たちがうごめいていました。無数の命がひしめく傍らには、魚を飲み込むアオサギや、あちこちで死んでいるセミ。通り雨に降られて家に帰ると、おばあさんからお墓参りに誘われます。お墓参りから帰ると、なっちゃんはともちゃんと遊びました。日本の夏の、濃密な美しさを描いた絵本。

出版社「福音館書店」より
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