絵本

もりのこびとたち

森に住む小人家族の豊かな暮らしを、季節の移ろいとともに描いたお話。

この絵本の内容紹介あらすじ

深い森の松の木の根元に小人家族が住んでいました。小人家族は、お父さんとお母さん、それから四人の子ども達。

森での暮らしは、とても豊かです。木の実や草の実、きのこが沢山あって、愉快な友達も沢山いるのです。

それに、嵐が吹こうと雨が降ろうと森で生活すれば平気。森の茂みが風を防いでくれますし、雨宿りならどこでもできるのです。

小人家族のお隣さんは、松の木の上のほうで暮らしています。子ども達は松の木を登っては、お隣さんの子リス達と遊んだり、美味しい木の実を分けてもらうのでした。

小人の子ども達が被っている帽子は、森の暮らしで大活躍。赤地に白の水玉模様の帽子はきのこにそっくりなので、人間や怖いものが来てもしゃがんで身を潜めれば安心です。

池にはかえる達が住んでおり、小人の子ども達は一緒に跳びはねて遊びます。末っ子の小人は大きなかえると仲良しで、叱られたり怪我をしたときはそばに駆け寄って慰めてもらうのです。

池の近くには年配のこうもりも暮らしています。昼間は寝ているのですが、夕方になると出てきて小人の子ども達と遊んでくれます。見た目は怖そうですが、子ども達を背中に乗せて飛んでくれたりするのです。

小人のお父さんは、ときには悪い蛇を退治しに出かけます。松かさの鎧を着て勇敢に戦う姿を子ども達は、息を殺して見守ります。
そして、お父さんが悪い蛇を退治すると、子ども達は大喜び。お手伝いをしたい子ども達は、四人で力を合わせて蛇を運びます。

はりねずみのおじさんにとって、蛇はご馳走。小人の子ども達は、はりねずみのおじさんのところに退治した蛇を届けます。

小人の子ども達はお手伝いが終わると、いつかは自分達も怪物と戦う日が来るのだと思いました。そして来る日に備えて、まず手始めにあり退治を行います。
ところが、相手が小さいからと馬鹿にはできません。小人の子ども達は、あり相手に悪戦苦闘するのでした。

近くの山には年老いたトロルが住んでいます。なので、そこを通るときは抜き足差し足。ところが、それでもトロルに見つかることもあるのです。トロルが岩陰からぬっと顔を出して「うーっ!」と唸ると、子ども達は躓いたり転んだりしながら大慌てで逃げていきます。トロルはその様子を面白がって、子ども達を脅かすのでした。

こうして夏が終わると、とても忙しい秋がやって来ます。寒さの厳しい冬に備えて、食料を蓄えたり、布団やセーターを編んだりしなければなりません。

子ども達も一生懸命に冬支度を手伝いますが、無事に冬を越すことはできるのでしょうか。そして、待ちに待った春は小人家族の住む森にも訪れるのでしょうか。


春夏秋冬、季節の移ろいとともに小人家族の森での暮らしを描きます。

お父さんお母さん、それから森の動物達に見守られながら小人の子ども達は豊かな時間を過ごします。

出版社からの内容紹介

深い森の奥の木の根もとに、こびとのおうちがあります。そこにはこびとの家族がすんでいます。こびとの子どもたちは、りすとかくれんぼしたり、かえると飛びくらべをしたりして遊びます。少し大きくなると、物知りのふくろうおばさんの学校で、森のことを学びます。こびとたちの生き生きとした暮らしと、森の季節が描かれた美しい絵本です。自分たちのまわりの森や林にも、こびとの家族がいるかもしれない。そんな想像の世界をひろげてくれます。

出版社「福音館書店」より
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