絵本

サウスポー

この絵本の内容紹介あらすじ

お互い気になっているのに素直になれない男の子リチャードと女の子ジャネットのお話です。

素直になれない二人は、手紙のような簡単なメモのやり取りで毎日想いを伝えています。内容はというと、「あんたの誕生日パーティー呼んでくれなくていいからね」とか「ディズニーのトレーナー早く返して」とか「バスの席もうとってやらないからな」だとか…ちょっとした悪口だったり文句だったり、意地悪のようでそこまで意地悪でもない他愛のないものです。

最初は相手に対する皮肉だったのが、お話とともにどんどん心の内を明かすような内容になっていき、それが二人の可愛らしい関係性を物語っています。毎回メモの最後にちょこんと付け加えられているP.Sの文がどうやら本心のようで、本文とはまた違った言葉が、素直になれない自分の想いを一生懸命伝えているようです。

バスでは離れて座っていた二人が、最後になると隣同士になっているのもこの絵本の見所かなと思います。意地を張っている時には遠かった心の距離が時とともにだんだんと近づいていく心の変化を楽しめる絵本です。

好きな子がいるお子さんにはもちろん、パパやママは懐かしい思い出を思い返しながら…初恋のこのお話を親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。

出版社からの内容紹介

気になっているのに、素直になれない少年と少女。そんな二人がメモのやり取りを通じ、心を通わせていき…。小さな恋の往復書簡。

出版社「文溪堂」より