絵本

はちうえはぼくにまかせて

この絵本の内容紹介あらすじ

お母さんが買い物に出掛けようとしたところ、トミーはたくさんの鉢植えを持って戻ってきました。お母さんは素敵な鉢植えを見て喜びました。

ところが、お母さんは買い物から帰ってきてびっくり仰天。なぜなら、予想を遥かに越える数の鉢植えが部屋中に置いてあったのです。

トミーはこれだけの鉢植えをどこから持って来たのでしょう。
それは、夏休みに旅行へ出掛けるご近所さん達から預かってきたのです。

ご近所さん達が旅行から帰ってくるまでの間、1日2セントで鉢植えを預かるアルバイトを始めたのでした。

お父さんは仕事から帰ってくると、玄関先で鉢植えにつまずいてしまいました。「こんなくだらないものを置いたのは誰だ」と不機嫌です。

ところが、「夏休みに何でも好きなことをやっていい」とお父さんとトミーは約束していたので、これ以上強く言うことができません。お父さんは仕事で忙しく、夏休みに旅行へ行けない代わりにトミーと約束をしていたのでした。

それから一週間、さらに一週間経つと、植物はどんどん成長して部屋中がジャングルのようになりました。トミーの楽しそうな表情とは対照的にお父さんの苛立ちは募るばかりです。

鉢植えに囲まれながら朝ごはんを食べていると森へピクニックに出掛けたような気持ちになって、トミーはなんだか楽しそう。でも、お父さんは相変わらず苛立った様子です。

家族団欒、部屋でテレビを見ているとジャングルの奥地で映画を見ているようで、トミーはワクワクが止まりません。こんなに楽しいことは今までに一度もなかったと思うのでした。

一方、お父さんは相変わらず苛立った様子。こんなにつまらないことは今までに一度もなかったと思うのでした。

そんな家族がぎくしゃくしたある日、トミーは不思議な夢を見ます。そして、目を覚ますと朝ごはんをほどほどに済ませ、さっそくどこかへ出掛けていくのでした。

トミーはどんな夢を見て何を思い立ったのでしょうか。そして、お父さんの苛立ちは無事に解消されるのでしょうか。

鉢植えの世話が楽しくて堪らないトミーと仕事が忙しくて苛立ちを隠せないお父さん、そして、そんな二人を温かく見守るお母さんのハートフルなお話です。

ご近所さん達が夏休みの旅行から帰ってきて、部屋中に置いてあった鉢植えがなくなると、お父さんの心境に変化が現れ……。

出版社からの内容紹介

夏休み、お父さんの仕事が忙しくて どこへも旅行に行けない少年トミーは、近所の人たちの鉢植えを預かって世話をするアルバイトを思いつきます。預かった鉢植えの植物たちは トミーの上手なお世話のおかげで、ぐんぐん成長し、家の中はまるでジャングルのよう。ある日、植物が育ちすぎて家を壊してしまう夢を見たトミーは、図書館から本を借り、剪定の仕方を学びます。夏休みが終わる頃、より活き活きと素敵になった鉢植えを手にした人びとの笑顔がご近所にあふれました。そして夏休みが終わる頃、お父さんからトミーにあるうれしいことが伝えられます。トミーのやることにしかめ面だったお父さんの表情が、夏休みの最後にはどう変化しているのか・・・にも注目です。

出版社「ペンギン社」より