この絵本の内容紹介あらすじ

パンダ銭湯は、パンダ以外の入店が禁止されています。なぜなら、そこにはパンダしか知らない秘密があるから……。

ある日、動物園で暮らすパンダの親子がパンダ銭湯に行きました。

入浴料は、お父さんパンダが500円で子どもパンダが100円。パンダ親子の入浴料は合わせて600円です。

絵本「パンダ銭湯」の一コマ

番台で支払いを済ませると、次は脱衣所で洋服を脱ぎ、それから銭湯に入るのですが……。裸であるはずのパンダは、一体何を脱ぐのでしょう。

絵本「パンダ銭湯」の一コマ2

なんと、上半身の黒いところは洋服だったのです。そして、両足の黒いところは靴下。さらには、目元の黒いところはサングラスです。

湯船に浸かる前には全身を綺麗に洗いますが、ここでもパンダの秘密が露わになります。パンダが頭を洗うと、耳の黒いところが白くなってしまいました。パンダの耳の黒いところは、ワックスで色付けされたものだったのです。

パンダの黒いところがなくなると、もはやシロクマ。パンダにはそのような秘密が隠されていたのです。


この絵本は、パンダの知られざる秘密を描いた暴露本です。まさかの展開に驚き、パンダ達の会話にクスッと笑いが込み上げます。