この絵本の内容紹介あらすじ

遠くの国の深い森の中に住んでいるおじいさんがいました。そのおじいさんの家は大きなモミの木の下にあり、犬のノエルと一緒に暮らしています。

森に住むおじいさんは、動物達とお話ができ、ときにはリスとシマリスを仲直りさせ、ときにはフクロウと哲学について意見を交換したりしました。

冬になり、雪が積もるクリスマスの前日、おじいさんはどこかへとお出かけします。そして、おじいさんが出かけている間に森の動物達がおじいさんの家にやってくると、大きなモミの木にクリスマスの飾り付けを始めます。

動物達がクリスマスの飾り付けを終わるころ、赤い服を着て出かけていたおじいさんが帰ってきます、それから、モミの木に梯子を掛け、木のてっぺんに小さな星を飾り付けるのでした。

楽しいクリスマス・イヴの日、おじいさんはどこへ出かけて行ったのでしょうか。そして、赤い服を着て出かけたおじいさんの正体とはなんだったのでしょうか。

深い森に住み、動物達とお話ができる不思議なおじいさんのクリスマスのお話です。おじいさんと動物達の穏やかで素敵な関係に心温まる絵本です。