この絵本の内容紹介
いちがつ
おしょうがつは いつもとちがう
出典:ねずみのつきめくり/好学社
たのしいけれど ちょっぴりこわい
しらないひとが やってきて
みえないおみやげ おいてゆく
ろくがつ
ちょうちょになって そらをとびたい
さかなになって みずをもぐりたい
でもぼくはぼく わたしはわたし
それがいちばん すばらしい出典:ねずみのつきめくり/好学社
じゅうがつ
ぶどうがあんまり おいしいから
出典:ねずみのつきめくり/好学社
いじわるするのを わすれたよ
おはなしがあんまり おもしろいから
あくびがとちゅうで ひっこんだ
この絵本には、野ねずみ達の豊かな暮らしが描かれます。
1月は慌ただしい正月を過ごし、2月は楽しくスキーをして、3月は激しい風雨に耐えて……。
このように、野ねずみ達は様々な季節を体感しながら1月から12月までを過ごしていきます。
心地よいリズミカルな文章と賑やかで楽しげなイラストは、これから訪れる季節への期待を感じさせます。
楽しいこともあれば、辛いこともある。それでもやっぱり楽しい。そんな野ねずみ達の情緒豊かな暮らしを眺めていると、季節の移ろいが楽しみになります。
ピクトブック編集部の絵本談議

お正月は楽しみだけど、親戚がたくさん集まると緊張するよね。

夏になったら、海水浴に行ったり、アイスクリームを食べたりしたいな。

食欲の秋と読書の秋も楽しみだなぁ。

野ねずみ達の豊かな暮らしを見てたら、春も夏も秋も冬も全部楽しみになってくるよね。
今年はどんな一年間を過ごそうかな、来年はどんな一年を過ごしたいかな、そんな想像が広がってくるはず!