絵本

うさぎをつくろう

ほんものになった うさぎの はなし

この絵本の内容紹介あらすじ

ある日、鉛筆とハサミがウサギを作ることにしました。鉛筆は紙にウサギを描き、ハサミは綺麗な模様の紙からウサギの形を切り抜きます。

そうして二匹のウサギが出来上がると、命を宿して、すぐに仲良しになりました。また、二匹ともお腹がペコペコになると食べ物を探し始めました。

ところが、簡単には食べ物は見つかりません。ウサギ達は探すのを諦めると、鉛筆とハサミを呼んで「おなかが すたいよ」と言いました。

そこで、鉛筆は紙に描き、ハサミは色紙を切り抜き、それぞれ人参を作ります。そして、ウサギ達はその人参を大喜びで頬張ると、ぐっすりと眠ってしまいました。

一度は空腹が満たされたものの、ウサギ達は目を覚ますと、またお腹がペコペコです。食べ物を作ってもらおうと、また鉛筆とハサミを呼ぶのですが、今度は誰もやってきません。仕方がなく、ウサギ達はそこら中を探し回りました。そして、鉛筆とハサミを見つける代わりに、大きくて赤い人参を見つけるのでした。

「この にんじんは ほんものだぞ!」

興奮しながら一匹のウサギが言いました。この人参には影があるので本物だと分かったのです。腹ペコのウサギ達は「とにかく たべよう」と言って、さっそく目の前の人参にガブリつき・・・。

最後、人参をあっという間に平らげたウサギ達に予想外の変化が訪れます。


影がない人は、快活であってもどこか薄っぺらな印象を与えます。また、影の薄い人は、何故だか幽霊のように儚げです。この絵本の翻訳を担当した谷川 俊太郎氏はそのように考えました。そして、「光には影がつきものであり、影は人生を立体的に豊かにすることを、レオニは見事な技術で造形しきっている」と言いました。

この絵本は、光と影を題材に愉快な物語を綴りながらも、意味の深いメッセージが込められているのかもしれません。

出版社からの内容紹介

はさみとえんぴつは、それぞれうさぎを作りました。おなかをすかせたうさぎ達が本物のにんじんを見つけ、食べてみると…。

出版社「好学社」より
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