この絵本の内容紹介あらすじ

アナグマがパーティーを開くというのでコウモリは招待状を配って回ります。招待状を受け取った動物達は、今回のパーティーが持ち寄りパーティーであることを知り、ワクワクが止まりません。

みんなは手作りのカップケーキやブドウジュースを持って行こうと張り切りますが、モグラだけはどうしたものかと浮かない様子です。持ち寄りパーティーの勝手が分からないモグラは、アナグマにどうしたらいいのか相談することにしたのです。

モグラは、パーティーに何を持ってくればいいのか思いつきません。それに、新しい家作りで忙しく、持ってくるモノを準備する時間がありません。なので自分はパーティーに行けないことをアナグマに相談するのでした。

すると、君さえ良ければ自分自身だけでも持ってきたらどうだろうかとアナグマは提案します。そして、モグラは何も持たずにパーティーに出掛けるのでした。

当日、他の動物達はお洒落な格好をして素敵なモノを持ち寄ります。ところが、モグラが自分自身以外に何も持ってきていないことを知った動物達は一斉に非難するのでした。

みんなに非難されたモグラは、部屋の隅で後悔に打ちひしがれます。手に持ったカップケーキもブドウジュースの味も分からなくなるほどですし、それらは誰かが持ち寄ったモノであることを考えると余計に惨めになるばかりです。

そんなとき、隅で小さくなったモグラのもとにアナグマがそっと来て声をかけます。アナグマは、「自分自身を持ってくるように提案したが、悲しそうにしている自分自身ではなく、愉快で楽しい自分自身を持ってくるように提案したのだ」と言います。

それを聞いたモグラは何かを閃き、それから元気が湧いてきて・・・・。

モグラが閃いたこととは何なのでしょう。そして、モグラにとって後悔ばかりの悲しい持ち寄りパーティーはどうなってしまうのでしょうか。

みんなで楽しい時間を共有することの意味や友情の本質を描いたような作品です。本当に大切なことは何なのだろうかと改めて考えさせてくれる絵本です。

出版社からの内容紹介

アナグマが、パーティをひらく。みんながそれぞれ何かをもっていく、もちよりパーティだ。でもモグラは何ももっていくものがない。するとアナグマは「じゃあ、きみじしんをもってきてよ」という。そしてパーティの日がきて…。『わすれられないおくりもの』のアナグマさん登場。

出版社「評論社」より