絵本

くうきにんげん

この絵本の内容紹介あらすじ

誰も気付いていませんが、この世には空気人間が存在しています。誰も気付いていないだけで、世界中に、大勢いるのです。

空気人間は、空気のように目には見えません。空気のように軽くて、形も自由自在です。小さい穴や隙間があれば、そこを通って、どこにでも入っていけます。戸締りした家の中にも、鍵の掛かった部屋の中にも入っていけるのです。

空気人間は、普通の人間に襲いかかって、空気に変えてしまいます。空気に変えられると、目に見えなくなって、誰にも気付いてもらえなくなります。声を出しても、誰にも聞こえなくなります。この世から消えてしまうのと同じなのです。

空気人間は、必ず二人掛かりで人間を襲います。人間を空気に変えるには、二人の力が必要なのです。

君のそばにも、知らないうちに、空気人間が迫っているかもしれません。段々と迫ってくる空気人間の恐怖が、ひしひしと伝わってきます。


この絵本の物語は一人称で語られます。そして、その一人称の視点が誰なのか、その正体に身震いします。まるで、誘拐事件が起きるような、迫り来る恐怖を感じることでしょう。

出版社からの内容紹介

「くうきにんげん」を知っているかい? 誰も気づいていないけど、世界中にたくさんいるんだよ。 普通の人間におそいかかって、空気に変えてしまうのさ。

―ほら、君のそばにも。

出版社「岩崎書店」より