この絵本の内容紹介あらすじ

大きな池にいる2匹のカエル。かたほうは棒を持っていて…? カエルたちの笑える会話をはたこうしろうが軽快に訳します。

カエルのイラストとウィットにとんだ文章の組み合わせが絶妙で、読み終えたとたん、もう一度読み返したくなる!
【イブニング・スタンダード紙】

2ひきのカエルのかけあいがすばらしい!

カエルと一緒になって笑ったり、カエルのことを笑ったりと、楽しくて大満足の一冊。
【ガーディアン誌】

大きな池のまんなかの、スイレンの葉の上に、2ひきのカエルがいた。
かたほうのカエルはぼうきれを持っている。
「なんで、そんなぼうきれを持ってるのさ?」
「これは犬よけぼうだ。犬がきたら、こいつでバンバーンってやっつけるのさ」
「でも犬なんてどこにもいないよ」
「犬が池を泳いできたら、おれたち、くわれちまうぞ!」
「でも、この池で犬が泳いでるのなんて、見たことないだろ?」
「犬を散歩につれてきたやつが、ボールを池に投げて、『ボールをとっといで!』っていうかもしれないだろ」

……2ひきがこんなやりとりをしているあいだに、とんでもないことが…?

リアルなイラストが不気味で楽しい、読み聞かせで子どもたちが大喜びする絵本。
『かしこいさかなはかんがえた』など、独特のユーモアで読者をひきつけるクリス・ウォーメルの代表作を、絵本作家はたこうしろうが軽快に訳しました。