絵本

ふしぎなともだち

転校生ゆうすけくんと自閉症のやっくんの二人の友情を描いた心温まる絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

小学校2年生のときに島に引っ越してきた主人公おおた ゆうすけくん。初めての登校日に不思議なお友達に遭遇します。

始業式の時間、体育館で「れいぞうこ かってに あけたら いかん。れいぞうこ かってに あけたら いかん。」と独り言を言うお友達がいるのでびっくり。独り言を言うお友達を誰も気にしていないことにもびっくりします。

独り言をつぶやくお友達の名前はやっくん。先生は、やっくんが自閉症であることを教えてくれました。

やっくんは独り言を言うことで自分の気持ちを落ち着かせているのです。やっくんにとって独り言は副作用のない薬だったのです。

最初はやっくんとどう接したらいいのか戸惑うゆうすけくんですが、次第に二人の間には友情が芽生えます。

小学校を卒業し、中学校へ入学すると他の小学校から来たお友達はやっくんのことが気になるようです。上級生からいじめられることもあったやっくんですが、ゆうすけくんがそれを助けることもありました。

大人になるとやっくんもゆうすけくんも島で働き始めます。やっくんは作業所でメール便の配達。ゆうすけくんは郵便局で働き始めました。

ある日、郵便配達の途中でゆうすけくんは図書館でやっくんに遭遇します。やっくんは独り言を言って気持ちを落ち着かせようとしているようですが、静かにしないかと図書館を利用していたおじさんに怒られているようです。
やっくんは気持ちを落ち着かせようと独り言をつぶやきながら手首を噛んでいるようです。そんな姿を目にしたゆうすけくんは間に入って事を収めるのでした。

ゆうすけくんが仕事で失敗して落ち込んでいるときには、やっくんが慰めることもありました。二人の友情は子どもの時も大人になってからも続いていきます。言葉は必ずしも通じない二人ですが、心が通じ合う二人の不思議な友情を描いた心温まるお話です。

出版社からの内容紹介

島の小学校に転校してきたゆうすけ。クラスには、いつも教室を出て行ってしまう自閉症のやっくんがいた。最初はとまどうゆうすけだったが、ふたりはしだいに友情を育てていく。やがて大人になり、それぞれ島ではたらくようになったふたり。仕事でしかられ、ひとり泣くゆうすけのそばには、いつのまにかやっくんがいた・・・・・・。
ふたりの友情を通し、障害の有無をこえて「共に育ち、共に生きる」ことの大切さをえがく絵本。第20回日本絵本賞大賞受賞作品です。

出版社「くもん出版」より
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