この絵本の内容紹介あらすじ

おさるのジョージは動物園に住んでいる知りたがり屋の可愛い小猿。動物園の外がどんな世界か知りたくてたまりません。

ある日、係りのおじさんがうっかりしている隙に檻から手を伸ばし、鍵を盗んで脱走します。

動物園の職員総出で園内を探し回りますがおさるのジョージは見つかりません。ジョージは仲良しの象の小屋に隠れていたのです。

職員が探すのを諦めた翌日の朝、動物園が開園する前にまんまと外に脱出するのでした。

ジョージは外に出たもののどうしていいかわからずに心細くなります。そんなときに思い出したのが黄色い帽子のおじさんです。
黄色い帽子のおじさんとは、ジョージを遠いアフリカから動物園に連れてきた人です。ジョージは黄色い帽子のおじさんを探すことにします。

街角にバス乗り場を見つけますが、ジョージは一度もバスに乗ったことがありません。とっさに街灯によじ登るとバスの屋根に飛び移りました。

街中は知らないものがたくさんあります。ずっと眺めていようとも思いますが、とりあえずバスから降りることにしました。そこで見つけたのがレストランです。

とっても美味しそうなにおいのするレストランに裏口から入ったジョージは、知りたがり屋なのでお鍋の中身が気になってしょうがありません。お鍋を開けると中には美味しそうなスパゲッティーが入っていました。

ジョージがスパゲッティーを美味しそうに食べているとコックさんに見つかってしまいます。でも、コックさんは優しかったのでジョージのことをあまり叱りませんでした。その代わり、皿洗いをすることになります。

ジョージは両手両足を器用に使って皿洗いをするものですからコックさんも感心してしまいます。感心したコックさんは、おさるのジョージを友人に紹介し、高層ビルの窓ふき掃除の仕事に就くことになりました。

おさるのジョージは知りたがり屋です。窓ふき掃除の仕事に就いたものの窓を覗くといろんな誘惑があるのです。おさるのジョージは知りたがり屋のあまりいろんなハプニングを起こしてしまいます。

ハプニング続きのジョージですが、無事に黄色い帽子のおじさんに再会することはできるのでしょうか。

好奇心旺盛でいたずら好きなジョージですが、なんとも憎めない愛くるしいキャラクターです。最後はみんながハッピーな展開なのでぜひ期待して読み聞かせしてみてください。