絵本

富士山うたごよみ

富士山が短歌と季節に合わせて自由自在に姿を変えていく文章もイラストも印象的な季節絵本。

この絵本の内容紹介あらすじ

二十四節気(にじゅうしせっき)といってあなたはピンときますか?
節気と言われても、今の私たちはピンとこないですよね。節気とは、夏至や冬至といったもののことを指します。
二十四節気は、中国から日本に伝わった季節を二十四に分けて考えられた暦のことです。

この絵本は二十四節気の一つ一つに、歌人:俵万智(たわら まち)さんが短歌を添えて子ども向けに制作したものです。
U.G.サトーさんの富士山の絵とともに、昔の人と同じような季節感を味わってみませんか。

二月四日の立春のページは大きな富士山、青空は想う人のところまで広がっているという句が詠まれ、富士山の雪は鳥の形をしています。
詠まれる句に合わせて富士山がユニークなイラストで彩られます。四月の清明では桜に囲まれジョーロになって、芒種の7月は虫かごに見立てられ、8月は洗濯物になったり、冬には温泉に浮かんだりと、日本一の山・富士山が短歌と季節に合わせて自由自在に姿を変えていくのです。

短歌と二十四節気と富士山!大和魂たっぷりの粋な組み合わせです!
ページ一面に広がる富士山のイラストは、どの季節も額に飾りたいような迫力ですね!

俵万智さんの『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」といった代表的な句のほか、私たちに親しみやすそうな歌ばかりです。短歌なんて難しそうなんて心配はありません。
歌の横には解説文があり、漢字にすべてルビがふってあります。短い解説文ながら、未来の可能性をたくさん持った子どもたちへの温かいメッセージは、大人の私たちでさえ前向きな気持ちにしてくれます。

春に虫が出ているのを見たとき、秋にきれいな夕焼けを見たとき、啓蟄(けいちつ:二十四節気の第3)や寒露(かんろ:二十四節気の第17)なのだなとふと感慨深くなります。日本の心を改めて感じられる、お父さんもお母さんも家族みんなで季節が学べる長く楽しめる絵本です。

出版社からの内容紹介

奇想天外な絵、みずみずしい感性の短歌と文からなる画期的な絵本です。日本人の心の故郷である富士山をモチーフに、立春、大暑、秋分、冬至などの「二十四節気」という古来、中国から伝わってきた暦の順で、不思議なコラボレーションが演じられ、日本文化の美的伝統が感じられます。家庭では季節のこよみとして使えるように工夫しています。子どもから大人まで幅広く日本の四季を楽しめる一冊です。

出版社「福音館書店」より
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