この絵本の内容紹介あらすじ

海辺で暮らすビーバーの母子を描いた心あたたまる絵本です。
浜辺でひろった木で、ふねをつくるバークリー。
もう会うことのできないパパのために、思いをこめてふねをつくります。
大きなふね、小さなふね。細長いふね、まるっこいふね。
バークリーは、新しいふねをつくるたび、前より上手になりました。
パパのために、もっとすてきなふねをつくろうと、いっしょうけんめいだったからです。
そして、何か特別なことがあるたび、ママといっしょに、「パパのところへ届きますように」と祈りをこめて、海にふねをうかべました。
どれも波に運ばれていったので、パパのもとへ届いたと思っていたのですが、本当は……。
「だいすき」「ありがとう」という言葉が胸にしみる珠玉の絵本。