この絵本の内容紹介
「博物誌」はフランスの作家ルナールによって書かれ、百年以上たった今もたくさんの人に親しまれています。身近な自然や生きものたちの姿をいきいきと描いた文章は、息づかいさえきこえるようで、ルナールの自然にたいする深い愛情をつたえています。
この本では、ルナールの「博物誌」から二十編をえらんで、わかりやすく翻訳し、作品の世界をさらに楽しめるよう一編ごとに銅版画をそえました。
以前に「博物誌」を読んだ方も、まだ読んでいない方にも楽しんでいただけます。
■本書目次
狩人は姿をもとめて
こおろぎ
がちょう
つばめ
ぶた
かわせみ
犬
毛虫
くじゃく
めうし
こうもり
あり
ちょうちょう
りす
ほたる
カナリヤ
ろば
ひなげし
川はぜ
樹木の家族
訳者あとがき
ちょうちょう

二つ折りのラブレターが、花の住所をさがしている。