この絵本の内容紹介あらすじ

ふとっちょねこはくいしんぼう。あれも、これも、そして道で出会った人たちまでもみ~んな食べてしまいます。だからおなかはどんどんふくらんでいきます。そして、最後に出会ったきこりも食べてしまおうとするのですが…。

本書はデンマークの民話をもとにした絵本です。言葉の繰り返しを用い、民話ならではのおもしろさをユーモアいっぱいに描いています。見開きごとに場面が変わり、テンポよくお話が進むので、読み聞かせに最適の1冊です。

絵本「ふとっちょねこ」の一コマ

あるところに、おばあさんが すんでいました。
あるひ、おかゆを つくっているときに、おばあさんは おつかいを おもいだしました。
そこで ねこに いいました。
「すこしのあいだ おかゆを みていてちょうだいな」
ねこは いいました。
「ああ、いいよ」