作:ヤニコヴスキー・エーヴァ
1926~2003。ハンガリーを代表する児童文学作家。1957年に処女作を発表して以来、手がけた絵本・児童書は30冊以上。1973年、レーベル・ラースローとの共作絵本『もしもぼくがおとなだったら…』(文溪堂2005年)で、ヨーロッパ児童本最高賞といわれる「ドイツ子どもの本賞」を受賞したほか、国内外で多数の賞を受賞している。2003年に、ハンガリーの最高名誉賞であるコシュート賞を受賞。
作品一覧を見る絵:レーベル・ラースロー
1920~2001。ハンガリーのブダペスト生まれ。第二次大戦中、ソ連の捕虜収容所の3年間拘束される。独学で絵を学び、新聞の風刺画からスタートし、後にアニメーションに転向、60年代に3本にアニメーションを制作している。1952年から本の挿絵も手がけ、ヤニコフスキとのコラボレーションによる絵本で、ハンガリーを代表する人気イラストレーターとなった。国内外で20以上もの賞を受賞している。
作品一覧を見る訳:うちかわ かずみ
1979年静岡県生まれ。大阪外国語大学(現、大阪大学)比較文化・ハンガリー語専攻卒業。ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学(通 称:ELTE)日本学科で日本語教育にたずさわりながら、翻訳や子どもの本関係のコーディネーターとして、ハンガリーの文化や絵本の紹介につとめている。 訳書に『犬のラブダとまあるい花』『とんぼの島のいたずら子やぎ』『もりのたいしょうははりねずみ』『ふたごのベルとバル』「こぶたのレーズンのおはなし」がある。
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