この絵本の内容紹介
かわいい子どもをひとりほしいとねがう女の人が、魔法使いのおばあさんから、オオムギのつぶをもらいました。言われた通りに植木鉢にまくと、チューリップの花が咲き、小さな女の子が座っていました。おんなのこはおやゆびひめと名付けられ、きれいな声で歌を歌いました。ところが、おやゆびひめはヒキガエルやコガネムシに連れ去られ、ついにモグラにも求婚されます。もうおひさまに、さようならしなければなりません。しかしすんでのところで、前に助けたツバメがおやゆびひめを救出し、花の天使の元へ連れて行きます。花の王様はおやゆびひめを気に入り、ようやく好きな人とむすばれるのです。