この絵本の内容紹介あらすじ

アンデルセン童話。雪のふる大みそか。ひとりの小さな女の子が、ぼうしもかぶらず、はだしでマッチを売り歩います。その日は誰も買ってくれません。おなかをすかせ、体のしんまでこごえ、疲れきっていました。女の子は思いきってマッチを擦り火をつけます。すると目の前にストーブがあらわれますが、マッチの火と同じ、すぐに消えてしまいます。その次もその次も。そうしてまたマッチを一本擦ったとき、たった一人、女の子をかわいがってくれたおばあさんがあらわれます。「おばあちゃん!」女の子はマッチ全部に火をつけました。おばあさんが消えてしまわないように。おばあさんは両手で女の子をだきあげ、二人は高く高くまいあがりました。