この絵本の内容紹介あらすじ

ウィリーはいつもひとりぼっち。役に立たないからと、だれもウィリーをゲームに入れてくれません。そんな自分のことをあれこれ思い悩みながらとぼとぼと公園を歩いていたウィリーは、ヒューとぶつかって鉢あわせ。ヒューはウィリーに手を差しのべて、「ごめんな」。内向的なウィリーと豪快なヒュー。小さくて弱々しいウィリーと大きくて強いヒュー。

二人は一緒にジョギングする人たちを眺めたり、動物園や図書館に行ったり。そしてお互いのピンチをお互いの得意とするもので、救います。子ども達が友だちとのことで思い悩む時があるでしょう。むしろ、今の子ども達にとって、「友だち」は最大の関心事でしょう。そんな時にこのウィリーとヒューの物語が子ども達に、友だちとはなんだろう…と語りかけてくれることでしょう。アンソニー・ブラウンのカラフルでユニークな描写もこの絵本の魅力を引き立てます。