この絵本の内容紹介あらすじ

朝、街では学校に行く子どもや仕事に行くお父さんの姿が見られます。お父さんを見送るお母さんや赤ちゃんもいます。ゴミ出しをしている人、自転車に乗っている人もいます。

駅では、色々な人が電車を待っています。朝の駅は、人がたくさん。お父さんたちは、満員電車に乗りながら通勤をしています。

スーツを着たお父さん、書類を抱えたお父さん、眠たそうにあくびをしているお父さん…駅に着くと、色々な人が行き交います。

会社はビルの一室です。たくさんの社員が一緒に仕事をしています。荷物を運ぶ人、会議をする人、コピーを取る人、色々な人が色々な仕事をしている様子が描かれます。

そして、夜、お父さんは温かい家族の元へと帰ります。

この絵本は字のない絵本です。昭和59年に出版された絵本の復刻で、昭和の懐かしい香りのする1冊です。

一人のお父さんにスポットを当てるのではなく、色々なお父さんたちやそこで生活する人々が描かれているので、想像力を膨らませながら絵をくまなく見て楽しむことができます。

絵本の中に「自分のお父さん」を見つけることができるかもしれません。自然に「お父さんはこうやってお仕事に行ってるんだね」「こんな風に会社で働いてるんだね」と会話できる、素敵な絵本です。