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海を渡った日本人・第1巻
第二次世界大戦下のドイツで、放射線医学の研究活動をしていた日本人医師・肥沼信次。戦後の最悪の環境の中、大流行した発疹チフス撲滅のために献身的な医療活動をし、異国で倒れた短い生涯を描く。
1926年福井県武生市(現在越前市)に生まれる。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。児童文化の研究者でもある。現在は、出版を中心に幅 広く活躍。作品は『からすのパンやさん』を代表する「かこさとしおはなしのほん」シリーズ、『うつくしい絵』、「だるまちゃん」シリーズ、『とこちゃんはどこ』、「かこさとしからだの本」シリーズ、『伝承遊び考』など600点余。2008年菊池寛賞受賞、 2009年日本化学会より特別功労賞を受賞。