文:アーノルド・ローベル
1933年ロサンゼルスに生まれる。その後ニューヨークで暮らし、生涯にわたって子どものための本を描きつづけた。1987年没。たくみな語り口とあたたかなイラストで、人生の機微をユーモラスに描いた数々の絵本は、多くの子どもたちに愛されている。自作の絵本に『どろんここぶた』『ふたりはともだち』『ふくろうくん』『ローベルおじさんのどうぶつものがたり』(コルデコット賞)などがあり、夫人のアニータ・ローベルとの共作に『りんごのきにこぶたがなったら』『...
続きを読む・作品一覧を見る絵:アニタ・ローベル
1934年ポーランド クラコウ生まれ。ユダヤ人家庭に育つ。1952年アメリカに渡り、アーノルド・ローベルと結婚。「ABCのおかいもの」(偕成社刊)、「わたしの庭のバラの花」(セーラー出版刊)などの作品がある。
作品一覧を見る訳:松井 るり子(マツイ ルリコ)
1957年岐阜市生まれ。お茶の水女子大学家政学部児童学科で本田和子先生に児童文化を学ぶ。1991年秋から1年間米国に滞在し、シュタイナー幼稚園にて保育参加。現在の仕事は新聞、雑誌への寄稿、講演など。著書に『ごたごた絵本箱』『絵本いろいろお話いろいろ』『わたしのまわりは美しい』(学陽書房)、訳書にアニタ・ローベル『毛皮ひめ』『スヴェンさんの橋』(セーラー出版)、シャーロット・ゾロトゥ『あらしのひ』(ほるぷ出版)ほか。
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