この絵本の内容紹介
あるところに小さな村がありました。そして、そこの村人たちは毎日を平和に暮らしていました。
ところがある日、その平和は突如と崩れてしまいます。『ころなーん』という悪者が村にやってきたのです。
ころなーんは仲間達と大暴れを始め、村人たちは怯えて暮らさなければならなくなりました。これでは仕事や学校に行くことも出来ません。
「ぼくが たすけを よんでくる」
ある日、男の子はそう言うと勇気を出して村を抜け出し、隣町まで走っていきました。そして、町の人に助けを求めました。
ところが、町の人達もころなーんが恐ろしくて助けてくれません。その現実を前に、男の子の目からは涙が溢れてきました。
スーパーヒーロー参上!!
「ぼうや なくのは おやめ。ぼくたちが たすけに いくよ」
その声の主は、『てあらいまん』と『うがいひめ』。さっそく三人は馬に乗って村へと帰りました。
ところが、てあらいまんとうがいひめの『手洗いうがい攻撃』はころなーんには通用しませんでした。
いつの間にやら、ころなーんは力を蓄え、増々強くなっていたのです。
そして、この状況にてあらいまんとうがいひめは、すっかり困ってしまうのでした。
ところがそんなとき……