この絵本の内容紹介あらすじ

あなを やまにして、やまを あなにすることは できるかい?

山は毎朝、美しい朝日がのぼるのを眺めます。穴は毎晩、地面の奥深くから響く地球の息づかいに耳を傾けます。自分は自分でいいけれど、一度でいいからあんなふうになってみたいな、どんなに素敵だろう? 山と穴は相談して、モグラに手伝ってもらいます。シンプルで大胆なグラフィックと、やさしい言葉で紡がれるおはなし。小さな子どもたちから楽しめますが、大人の絵本の1冊としても味わい深い、奥行きのある作品です。

絵本「やまとあな」の一コマ
絵本「やまとあな」の一コマ2