この絵本の内容紹介
子どもも外国人も楽しめる 美しい大人の絵本
「君が代」は千年続くラブソング!
この歌の本来の意味と魅力と可能性を、美しい日本画とやさしい文章で伝える、待望の書!
「きみがよ」は、世界一古い歌詞の、世界一短い国歌です。
日本の人々に1100年以上も前から愛唱されてきた和歌です。
誰がつくったのかはわかりません(詠み人知らず)。
そしてこの和歌は、平安時代に生きた、ある人物が、恋しい人に寄せた熱いラブレターでした。
この歌を歌うとき、誰を「君(きみ)」と思うのかは、歌う人の自由です。
国境も宗教も、時代さえも、たやすく超えることができます。
「君」は人でなくてもかまいません。
想像力をふくらませれば、虫や動物や草木、山や海や地球、月でも宇宙にさえも広がります。
「きみがよ」は、大らかで和やかな人類愛、地球愛、宇宙愛を込めた、究極のラブソングであり、2000年以上も続くこの国の先人たちからの贈り物です。
永い歴史の中で、国民みんなの歌として愛され、やがて国歌となった君が代の「旅」。
この旅が、地球に暮らす私たち家族の未来に、希望の光を灯してくれることでしょう。
未来を創る子どもたちと大人たちへ、和を尊び、命を慈しむ、受け継がれてきた日本人の素晴らしい心を贈ります。