この絵本の内容紹介あらすじ

これは、いまから100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。
アントニオは、深い森にかこまれた、みずうみのほとりにすんでいました。近くに子どもがいなかったので、アントニオの友だちは、はたらくおとなたち。動物をさがして、ひとりで森を歩くことも好きでした。
ある夏、おそろしい山火事がおきました。にげる場所は、ただひとつ──みずうみです。人間も、動物も、必死に生きのびようとしたそのとき、アントニオの目の前で、思いもよらないことがおこったのです……。

人間と動物の思いがけない出あいを繊細に描いた、胸に迫る絵本です。

絵本「森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし」の一コマ
絵本「森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし」の一コマ2