この絵本の内容紹介
森は落ち葉だらけで畑はお芋だらけ。こうなっては焼き芋をしない手はありません。
「やきいも するぞ」とリスが言うと、イノシシも「やきいも するぞ」と続き、さらには森のみんなで「やきいも するぞ エイエイオー!」と叫びました。
まずは、山ほど高い落ち葉をかき集めます。それから、谷より深くお芋を掘ります。そうして準備が整うと森のみんなで落ち葉に火を点け、焼き芋の始まりです。
お芋が焼き上がるのを待ちきれない森の動物達は、焚き火を囲んで楽しそうに踊り始めます。そして、ほくほくのお芋が焼き上がると、みんなで焼き芋を食べ始めるのでした。
ほくほくの焼き芋を頬張る森の動物達はとっても幸せそう。そして、「ブォー プゥー プリッ」といろんな音のおならが出ます。
焼き芋を食べながら、次は「おならたいかい するぞ」とリスが言います。すると、「おならたいかい するぞ」とイノシシが続き、最後は「おならたいかい するぞ エイエイオー!」と森のみんなが続きます。
一番いいおならをした動物が残りのお芋を全部もらえると言うのです。果たして誰のおならが一番いいおならなのでしょうか。そして、一番いいおならとはどんなおならなのでしょうか。
森の動物達の一致団結した愉快な様子とユニークなおならが面白いお話です。小さいお子さんは、おならと言うと大はしゃぎ間違いなし。ぜひ焼き芋の季節に楽しまれてみてください。