この絵本の内容紹介あらすじ

ひとりぼっちのジョンじいさんが畑に立てたかかし。顔をつけ、服を着せ、毎日話しかけているうちに、かかしは、ジョンじいさんの大切な友となります。そこへ、一人の若者が現れて……。
孤独、友情、やさしさ、他者への共感について、穏やかに語りかける絵本です。

訳者・小池昌代氏(詩人・小説家)より
かかしと農夫と若者と。みんなひとり。
だから、ふれあう心と心。
さびたハーモニカの音色がする、滋味あふれる絵本。(本書帯掲載)

各紙誌書評より
「孤独と友情を描く傑作絵本」(東京新聞5月1日朝刊)
「穏やかな孤独とやさしさが心にしみる」(「ダ・ヴィンチ」6月号)
「風とハーモニカとチェスの音が繊細な物語の伴奏を奏で、琴線を震わせます。残る一冊」(「MOE」6月号)

海外の書評でも絶賛!
「フライシュマンとシスが作った、完璧な芸術品!」(ニューヨーク・タイムズ紙)
「この物語の “ 穏やかなユーモア ” を、読者は愛おしむだろう」(カーカス・レビュー誌)
「心揺さぶられる、忘れがたい作品」(ホーンブック誌)

絵本「かかし」の一コマ