この絵本の内容紹介あらすじ

惚けてしまったおばあちゃんはまるで「うちゅうじん」のよう。 発売時、賛否両論を巻きおこした伝説の絵本を復刻!!

惚けてしまったおばあちゃんが言葉の通じない宇宙人に見えてしまう――「今で言う認知症になった母のせいで、我が家は大きく変化せざるを得ませんでした。この絵本はそういう母の存在に、どう対処したらいいのか悩んだ経験から生まれました」(谷川俊太郎のあとがきより)。その直截的な表現に共感と反発が交錯した34年前の絵本は、ポップな絵と相まってその衝撃性を今も失っていません。