この絵本の内容紹介あらすじ

むかしむかし、遠くの山奥に、3人の小さな鬼が住んでいました。 力持ちのあかどん、泣き虫のあおどん、くいしんぼうのきいどんは、ある日、おそろしい山犬にねらわれました。あおどんが、怖くて大声で泣きだすと、あんまり大きい声なので山犬はびっくりしてしまいました。 窓から顔を突っ込んだ山犬の鼻に、きいどんが思いっきりかじりつきました。山犬は、次に屋根の上からおそうことにしました。山犬の長い尻尾の先をつかんだあかどんは、力いっぱい引っ張ってズリズリと引きずり落としました。ついに山犬は退散して、二度とすがたをあらわしませんでした。