この絵本の内容紹介あらすじ

あるところに胴がとっても長くて足がとっても短い、オスカーという犬がいました。このヘンテコな見た目のせいで周りからはウィンナーと呼ばれ、笑い者にされるのでオスカーはいつもむしゃくしゃしていました。

お母さんもオスカーの気持ちを分かってくれず、毎朝、学校に行く時に「いってらっしゃい ウィンナー!」と言うのです。それを聞いた周りの犬達は、やっぱり大笑い。

いつもむしゃくしゃしているオスカーですが、上機嫌な日もあるのです。それは、ハロウィンの日。夜になったら恐い格好に変装して、「おかしをくれなきゃ いたずらするぞ」と言って回ろうと考えます。

学校が終わり、一目散に家に帰るとさっそく変装することにします。オスカーがワクワクしながら部屋へ戻るとお母さんが衣装を作って待ってくれていたのです。

ところが、お母さんが作ってくれた衣装は、ホットドックの形をした服でした。オスカーは、お母さんを悲しませたくなかったので仕方なくそのホットドックの仮装をすることにします。

ハロウィンの仮装をして仲間が集まると、みんなで仮装自慢が始まります。ドラキュラやミイラ、魔法使い、どれもハロウィンにぴったりな仮装です。オスカーのホットドックそっくりな姿を見た仲間達は案の定の大笑い。

仲間達とお菓子をもらいに家々を回り始めますが、オスカーは楽しいハロウィンを過ごすことができるのでしょうか。そして、ウィンナーというヘンテコなあだ名を解消することはできるのでしょうか。