この絵本の内容紹介あらすじ

みなさん、ウルトラマンはご存知ですよね。正義の味方、ウルトラマンが怪獣をやっつけるお話ですね。

でも今回のこの絵本は、ウルトラマンと怪獣たちの心温まるお話。「はしれメロス」をウルトラマン仕様にアレンジしたものです。


ウルトラマンビクトリーとウルトラマンギンガは、遠く離れた国の市場にウルトラの母のために薬を買いに行きました。

ビクトリーとギンガが向かうその国は、王様が怪獣たちをいじめる国。国に着くと、怪獣たちはビクトリーとギンガに助けを求めるのでした

絵本「はしれギンガ」の一コマ

怪獣たちに助けを求められたギンガは一目散に王様のところに向かいます。ところが、ギンガは王様に捕らえられてしまいます。

ギンガは病気の母に薬を届けなくてはいけません。そこでビクトリーは、自分が身代わりになって捕まることを王様に提案しました。

人を信用できない王様は、ビクトリーのことをバカなやつだと思います。そして、ビクトリーを助けたいなら明後日の夕方までに戻ってくるようにギンガに言い渡します。

ギンガは一生懸命に走ってウルトラの母のもとに薬を届けます。そして、ビクトリーのもとに戻るためにまた走り出しました。しかし、嵐がやってきて、強い雨や風がギンガの体力を奪います。

やっとの思いで泥水の川を渡り終えると、ギンガはバタリと倒れてしまい……。ギンガは約束の時間までにビクトリーのもとにたどり着けるのでしょうか。


みなさんおなじみの「はしれメロス」と「ウルトラマン」を掛け合わせた友情の物語です。「はしれメロス」の内容を知っている方も「はしれメロス」とは一味違った楽しみがあるはずです。


“聞かせ屋。けいたろう” ウルトラかいじゅう絵本のススメ