この絵本の内容紹介あらすじ

ある夜、ひよよは可愛いおばけちゃんと出会います。

絵本「ひよよとおばけちゃん」の一コマ

それから、ひよよはおばけちゃんのことを友達の青虫くんに伝えます。
「おばけちゃんに会ったよ。」
すると青虫くんはちょっとだけ怖いおばけを想像します。

絵本「ひよよとおばけちゃん」の一コマ2

次に青虫くんはウサギさんにおばけのことを伝えます。
「こんなかな?」
ウサギさんはもっと怖いおばけを想像します。

さらにウサギさんは小熊ちゃんにおばけが出たと伝えます。小熊ちゃんはさらに怖いおばけを想像します。子犬くん、キリンさん、ゾウさんへとお話しはドンドン伝わります。そのたび、おばけちゃんはドンドン怖いおばけとして伝わってしまうのでした。

みんなは、ひよよのお家に来て「怖いおばけが出たんだって?」と尋ねます。
そして、日が落ちて夜になるとおばけちゃんが出てきました。それはみんなが想像したような怖いおばけではなく、とっても可愛らしい姿のおばけちゃんだったのです。

可愛らしいイラストで描かれるひよよとおばけちゃん。2人の姿に思わずホッコリしてしまいます。
はじめは可愛いおばけに出会ったと伝えた話が、ドンドン広まっていき最終的におばけちゃんは、怖くて恐ろしいおばけとして伝わってしまいます。
噂話に尾ひれがつくという言葉があるように、噂話が間違って伝わることの怖さを伝えてくれるお話しです。