この絵本の内容紹介
ある日、ワニのお父さんが”ワニぼう”のために鯉のぼりを買ってきました。
「いいねえ」
鯉のぼりを昇らせると、お父さんは腕組みをしてそう言いました。
「とっても いいねえ」
ワニぼうも腕組みをしてそう言いました。
「でも、ちょっと さびしいわ」
ワニのお母さんがそう言うと、次の日、お父さんは鯉のぼりを追加で2つ買ってきました。
そうして賑やかになった鯉のぼりを眺めていると、ワニのお父さんは鯉のぼりを羨ましく思いました。春風に揺られて空を泳ぐ様子が気持ちよさそうに思えたのです。
そして、お父さんが始めたのは『ワニのぼり』。鯉のぼりのように春風に揺られることにしたのです。
それを見たワニぼうやお母さんも真似を始め、猫や犬達も!?