この絵本の内容紹介あらすじ

クリスマスイブの夜は、サンタクロースが一年で一番忙しい時間です。ところが、サンタクロースは大きなイビキをかいてまだ寝ています。

そこで、ねずみはサンタクロースの白い髭を引っ張って、なんとか起こそうと試みます。

ようやく起きたサンタクロースは、大慌てでクリスマスプレゼントを子ども達に届ける準備を始めます。

一緒に暮らす動物達に急かされながら、大急ぎで着替えようとズボンを履きますが、片方に両足とも突っ込んで転げてしまいます。

なんとか出発の準備が整ったサンタクロースは、慌てて外に飛び出します。ところが、ソリに乗って出発しようにも肝心のトナカイの姿がありません。

どうやらトナカイ達は森の中で遊んでいるようです。キツネが教えてくれたとおりに森へ向かうと、なんとトナカイ達は森の奥で雪合戦をしているではありませんか。

サンタクロースがトナカイ達を連れ戻し、プレゼントを積んだソリに乗り込むと、ようやく空へ向かって出発です。

サンタクロースやトナカイ達は、世界中の子ども達のもとへプレゼントを届けなければなりません。出発に遅れて大慌てで空を飛び回るサンタクロース達ですが、夜が明ける前にプレゼントを届けることはできるのでしょうか。

ハプニング続きのサンタクロースの一夜にハラハラドキドキすること間違いなし。少し気の抜けた登場人物が織り成す、愉快なクリスマスのお話です。