この絵本の内容紹介あらすじ

自己をペンギンに投影してみたら……心をペンギンで表現したお話です。

一般的な心はハートの形をしていますが、「わたし」の心はペンギンの形をしています。胸に手をあてるとペンギンの存在を感じます。

絵本「ペンギンゴコロ」の一コマ
絵本「ペンギンゴコロ」の一コマ2

もちろん、ペンギンは白と黒で塗り分けられています。白い部分は、プラスのエネルギーを持つ未来の姿がストックされています。逆に黒い部分は、マイナスのエネルギーを持つ過去の記憶がストックされています。

絵本「ペンギンゴコロ」の一コマ3

ペンギンが前向きの日は楽しい計画がいくつも浮かび、逆に後ろ向きの日は自分がちっぼけなつまらない存在に感じてしまいます。

ペンギンにもいろんな種類があって、大きな心のキングペンギン、可愛い心のコガタペンギン、弾む心のイワトビペンギン。他にもたくさんのペンギンがいるのです。

そして、「わたし」の心はシンプルな心のアデリーペンギンなのです。他のペンギンに憧れることもありましたが、今はアデリーペンギンが気に入っています。

「わたし」が小さかった頃は、ペンギンも同じで小さいものです。タマゴからかえるとヒナになり、そして「わたし」の心が大きく成長するのと一緒にペンギンも成長していきます。

作者:さかざきちはるさんは、自己をペンギンに投影して「ペンギンゴコロ」を描きました。自分の心をペンギンに当てはめてみたら、心の中がよく見えるようになったというお話です。