この絵本の内容紹介
裁縫箱の中のボタンのお話
みこちゃんのブラウスからとれたぼたんちゃんは、お母さんの裁縫箱の引き出しに入れられました。そこには、いろいろなボタンがいっぱい。お父さんのコートで活躍したボタンや、お母さんのワンピースを飾ったボタン、ぎゅうぎゅう詰めのバッグで頑張ったボタン、みんなそれぞれに思い出を話しだしました。こうして、みんなと仲良くなったぼたんちゃんでしたが、ある日、裁縫箱の引き出しが開いて…。
擬人化されたボタンたちの物語を通して、だれにもそれぞれかえがたい個性や役割があることをそっと感じさせてくれる絵本です。